お小遣い

お小遣いに含めてはいけない費用

お小遣いが足りなくなっている

こんにちは、とーやです。

このブログは、お小遣い制でも豊かなお小遣いライフを送れるよう、お小遣いに関する情報の収集と発信を行っています。

早速ですが、皆さんはお小遣いを何に使っていますか?

おいしいご飯を食べたり、趣味のモノを買ったりと色々かと思います。

少ないお小遣いなので、できるだけ自分の好きなことに使いたいですよね。

でも、気づいたら今月もお小遣いがカツカツに...なんてことはありませんか。

それは、お小遣いで払ったらいけないものまで支払っているからかもしれません。

今回は、お小遣いで払ったらいけない費用について解説します!

お小遣い制の方々の平均額と使い道

まずは、世の中のお小遣い制の方が何にお小遣いをもらっているのか調べてみました。

平均額

新生銀行の調査によると月のお小遣いの平均額は

  • 男性会社員 38,642円
  • 女性会社員 34,398円

この金額は20代~50代、昼食代を含んだ額となります。

必要不可欠な使い道と必要額(月額)

続いて、調査結果から分かるお小遣いの使い道として回答が多かった項目は次のとおりです。

男女ともに昼食代がトップとなり、その他共通するものとしては携帯電話代や車関係・ガソリン代、嗜好品代などの回答数が多いです。

男性会社員
  • 昼食代 42.5% 必要額9,496円
  • 携帯電話代 27.0% 必要額5,550円
  • 嗜好品代 21.7% 必要額10,378円
  • 趣味の費用 21.6% 必要額13,128円
  • 車関係・ガソリン代 19.3% 必要額8,896円
  • 飲み代 14.7% 必要額10,344円
  • パソコン関係、通信料 11.7% 必要額4,432円
  • 雑誌・書籍代 11.2% 必要額3,853円
  • 遊興費 10.6% 必要額16,315円
  • 身だしなみのための費用 10.1% 必要額3,333円
女性会社員
  • 昼食代 34.7% 必要額7,588円
  • 身だしなみのための費用 33.3% 必要額8,393円
  • 携帯電話代 30.8% 必要額5,691円
  • ファッション費用 25.6% 必要額8,599円
  • 喫茶代 16.4% 必要額3,313円
  • 車関係・ガソリン代 16.3% 必要額6,283円
  • 趣味の費用 16.2% 必要額8,610円
  • 嗜好品代 12.2% 必要額7,753円
  • 家族への気配り 12.1% 必要額4,032円
  • 飲み代 10.6% 必要額8,613円

お小遣いで払ったらいけない費用

それでは、調査結果に出てきた支出項目からお小遣いで払ったらいけない費用についてランキング形式で見ていきましょう。

第3位 昼食代

昼食代は、外食するのかコンビニ等で買うのか、はたまたお弁当持参なのか色々なスタイルがあるかと思いますが、昼食代はいわゆる食費です。

家計の食費は食料品の購入というイメージ強いですが、外食も食費に含まれます。

お小遣いは本来、お小遣いをもらっている人が自由に使えるお金であるため、

昼食代をお小遣いから出すということは、お小遣いから家計の支出分を負担してね。と言っているようなものです。

もちろん、昼食が毎日外食ばかりで好きなモノを食べているとなると、自分の好きに使っている側面もありますが、1食200円以内でカップラーメンやパンで済まさないと、自由に使えるほどのお小遣いが残らないとなると、それは自由に使えるお小遣いではなくなってしまいます。

お弁当を持参しない場合は、例えば、昼食代として1食500円×20日の1万円をお小遣いとは別途支給し、1食500円を超えた分は自分のお小遣いから出す。

お弁当を持参する場合は、基本的に昼食代はお小遣いに含めずに金額を決めましょう。

第2位 車関係 ガソリン代

「車関係 ガソリン代」は趣味がドライブなのかどうかにもよりますが、毎月一定額のガソリン代が趣味の範囲で生じるというのも考えにくいので、通勤のためのガソリン代だと考えると交通費となります。

どこの会社でも交通費は費用弁償として支給されると思います。これは、仕事を行う会社に来るための費用をポケットマネーから出すのは違うよね。ってことで支給されています。

お小遣いも同じく、通勤のための交通費をポケットマネー(お小遣い)から出してしまっては、自分の自由に使えるお金が無くなってしまいます。

「車関係 ガソリン代」は家計口座に紐づけたクレジットカードを利用して支払いましょう。

もちろん「俺は車いじりが好きなんだー」とか「毎週末ツーリングいってるぜー」って人は思いっきり趣味なので、お小遣いから支出しましょう。

第1位 携帯電話代

栄えある第1位は「携帯電話代」となりました。

男性・女性ともに支出金額が高い支出としてランクインしていますね。

携帯電話代ですが、いまや携帯電話は1人1台必要不可欠の時代になりつつあります。

とすると家計の中の通信費として計上するのが妥当です。

また、携帯電話代が月5,000円を超えということもびっくりしました。

格安SIMの会社が多くなり価格競争が盛んになっている昨今で5,000円越えの携帯電話料金を払っている場合は、一度キャリアとプランを見直した方がいいでしょう。

Wi-Fiをうまく利用して月々のデータ通信量を抑えれば、月額990円の3Gデータプランで十分間に合います。

もし、この5,000円の中にキャリア決済による月額会員制サービスの利用料や、高額な携帯電話の機種代が含まれているのであれば、お小遣いで支払っていても妥当となります。

お小遣いで払ってはいけない理由

お小遣いで払っていはいけない費用について解説しましたが、払ってはいけない理由は以下の2点です。

  • お小遣いとして自由に使える費用が減るため
  • 支出の透明性がなくなるため

お小遣いとして自由に使える費用が減るため

お小遣いは本来、お小遣いをもらっている人が自由に使える費用です。

趣味や娯楽、嗜好品を買うことで生活の満足度を上げたり、ストレス発散をしています。

そのお小遣いから家計で支払うべき費用を支出しているとなると、自由につかえる費用が減ってしまい生活の満足度が下がってしまいます。

日々のストレスの積み重ねが喧嘩やトラブルの原因となりかねないので、お小遣いはできるだけ自由に使えるようにしましょう。

支出の透明性が無くなるため

お小遣いに家計で支払うべき費用を含めると、お小遣いをもらっている当人しかその支出を管理できなくなります。

例えば、携帯電話代をお小遣いから支払っている家庭があるとします。

その家庭では携帯電話代をお小遣いから払っているから、お小遣い額は35,000円に決定しました。

携帯電話代の金額は、支払っている当人しか分かりません。

仮に、携帯電話代が5,000円だったとするならば、格安SIMのキャリアに乗り換えることで月3,000円~4,000円の無駄な支出を減らすことができます。

しかし、お小遣いから支払っている当人がそのことに気づかなかれば、家計としてはずっと携帯電話代は不明確のまま、月々35,000円のお小遣いを支払い続けることになってしまいます。

このようにお小遣いに家計の費用を含めた額をまるめてしまうことで、実はもっと安くできる無駄な支出に気づくことができなくなってしまいます。

まとめ

今回は、お小遣いで支払ってはいけない費用について解説しました。

ポイントは以下のとおりです。

  • お小遣いで払ってはいけない費用は、家計の費用として計上する費用
  • 具体的には、昼食代、ガソリン代、携帯電話代
  • お小遣いで払うと自由に使える金額が減り、生活の満足度が下がってしまう
  • お小遣いに家計で払うべき額をまるめると、無駄な支出に気づきにくくなってしまう

お小遣いで払ってはいけない費用が分かったとしても、実際にお小遣いからその費用を削れるかどうかは、家族の理解にかかっています。

今回解説した内容を家族で共有しつつ、家計全体の見直しも合わせて話をしてみましょう。

今後もよりよいお小遣いライフを一緒に送っていきましょう。

以上、とーやでした。バイバイ!

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